実写映画が6月公開、大谷紀子が手がける池井戸潤「空飛ぶタイヤ」マンガ版
池井戸潤原作による大谷紀子「空飛ぶタイヤ」上巻が、本日5月11日に発売された。
池井戸の同名小説をマンガ化した本作は、トレーラーのタイヤ脱落による死亡事故と大手自動車メーカーのリコール隠しをテーマにしたヒューマンサスペンス。物語は小さな運送会社・赤松運送のトレーラーが、タイヤの脱輪事故を起こした場面から始まる。事故を理由に取引先を失い、銀行からの融資も得られず倒産寸前の状態に追い込まれた赤松運送。事故の原因はトレーラーの整備不良であるという結論に納得できない社長の赤松徳郎は、事故を起こした車両自体に欠陥があったのではないかと考えるが……。
本作はBE・LOVE(講談社)にて連載され、下巻は6月13日発売。なお長瀬智也(TOKIO)主演の実写映画は、6月15日に公開される。